子供の教育資金を貯める方法6選
子どもの教育資金を効率的に貯める方法にはいくつかの選択肢があります。
それぞれの家庭の収入やライフスタイル、目標に合わせて最適な方法を選びましょう。
以下にいくつかの方法を紹介します。
1. 教育資金専用の口座を開設する
- 方法: 普通預金や定期預金を利用して教育費専用の口座を開設します。
- メリット:
- 貯金目的が明確になり、他の出費に使うリスクが減ります。
- 貯蓄ペースを把握しやすい。
- 注意点: 金利が低い場合、インフレに弱い。銀行の預金金利は0.1%程度になります。
2. 学資保険を活用する
- 方法: 子どもの大学入学時などに一括で受け取れる保険商品。
- メリット:
- 強制的に貯蓄を続けられる。
- 保険としての保障も含まれる。
- 注意点:
- 中途解約時のペナルティ。
- 金利が他の投資より低い場合がある。
- 保険としての機能も含まれているため、成長率が低い。
3. 積立投資を始める
- 方法: 投資信託やETFなどで、毎月一定額を積立投資する。
- メリット:
- 長期的に運用することで高いリターンが期待できる。
- 少額から始められる。
- 注意点:
- 元本割れのリスクがある。
- 短期的な市場変動に耐える必要がある。
4. つみたてNISAを活用する
- 方法: 税制優遇がある日本の積立型投資制度。
- メリット:
- 運用益が非課税。
- 長期運用に適している。
- 注意点:
- 年間投資額に上限がある(2024年から改訂あり)。
- 投資先の選定が必要。
5. 家計を見直して節約を心掛ける
- 方法: 家計簿をつけて無駄な出費を削減し、浮いたお金を教育資金に回す。
- メリット:
- 無理のない範囲で始められる。
- 収入を増やさずに貯金を増やせる。
- 注意点: 節約が過度になり、生活の質を下げないよう注意。これだけやっても貯められる資金には限界がある。他の方法と併用する必要がある。
6. 児童手当を活用する
- 方法: 受け取った児童手当を教育費用として貯蓄する。
- メリット:
- 手間がかからない。
- 政府からの支援を最大限活用できる。
- 注意点:
- 他の目的に使わない強い意志が必要。
どの方法がベスト?
- 短期目標(中学や高校の費用): 安全性が高い方法(学資保険や預金)。
- 長期目標(大学進学や留学): 高いリターンを目指した投資(つみたてNISAや積立投資)。
それぞれの家族の状況に合わせて複数の手段を組み合わせることが理想です。
また、目標金額を明確に設定し、定期的に見直すことも大切です。
それでは次に、児童手当を全額貯金した場合、現在の我が家の子供の年齢から受け取れる金額を計算してみました。
児童手当は以下の基準で支給されます(2024年時点の情報に基づきます)。
児童手当の支給金額
- 3歳未満: 月額 15,000円
- 3歳以上~小学校修了前(第1子、第2子): 月額 10,000円
- 3歳以上~小学校修了前(第3子以降): 月額 15,000円
- 中学生: 月額 10,000円
※支給は中学校卒業(15歳到達後の最初の3月末)まで。
※所得制限を超える場合、一律 5,000円/月となる。
前提条件
- 6歳(長男): 中学卒業まで残り9年。月額10,000円受け取り。
- 4歳(次男): 中学卒業まで残り11年。3歳以上は10,000円/月。
- 0歳(長女): 中学卒業まで残り15年。3歳未満は15,000円/月、その後は10,000円/月。
これを基に合計額を計算します。
計算結果は以下の通りです:
- 長男(6歳): 中学卒業までに受け取れる金額は 1,080,000円
- 次男(4歳): 中学卒業までに受け取れる金額は 1,320,000円
- 長女(0歳): 中学卒業までに受け取れる金額は 2,700,000円
現在の年齢から中が卒業時点までに受け取れる合計金額
5,100,000円
またこれまでに受け取った金額も含めた結果は以下の通りです。
これまでに受け取った受給額
- 長男(6歳): 900,000円
- 次男(4歳): 660,000円
- 長女(0歳): 90,000円(生後6ヶ月時点)
合計: 1,650,000円
総額(これまで + これから)
6,750,000円
この金額を全額貯金した場合、教育資金として非常に有効に活用できるでしょう。
さらに、これを定期預金や積立投資などで運用することで、利息や運用益を加えて増やすことも検討できます。
まとめ
我が家は児童手当は全額貯金しています。
ですが、現時点で児童手当の資金では投資していない状況です。
全世界株式とかで年利3%で運用できるともっと効率的に子供の教育資金が貯められそうですが、
現時点ではまずは児童手当は手堅く管理し、それとは別にNISAで運用してしながら教育資金を積立投資している状況です。
昔のように、学資保険で運用したりすることは現代の状況にはあわないように思います。
貯金するという意味ではまだいいのかもしれませんが、それでも保険会社の内容によっては元本割れのリスクもありますので、慎重に考えましょう。
本日は子どの教育費の話でした。
ちなみに、筆者は楽天証券を使用して積立NISAで運用しております。
他にもSBI証券でも口座開設をしています。
どちらも利用しやすいので、まだ口座開設していない人はどちらかのサービスを利用して運用開始しましょう!
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