こんばんわ。
有名なアドラー本の「嫌われる勇気」を読破いたしました。
独特な対話形式の文章構成で最初読むのに戸惑いましたが、読んでいくうちに軽快な会話に乗せられあっという間に読み終えました。
アドラーに興味のある方、導入にはもってこいの一冊かと思います。
簡単な概要を次の通りまとめましたので、購入前の参考にされてみてはいかがでしょうか?
『嫌われる勇気』(The Courage to Be Disliked)は、岸見一郎と古賀史健によって書かれた書籍で、アドラー心理学を基にした自己啓発書です。この本は、自己成長と幸せを追求するために必要な「勇気」について述べています。以下は本書の主要なポイントの要約です。
1. アドラー心理学の基本概念
- 全ての悩みは対人関係の悩みである:人間の悩みは、他人との関係性に根ざしています。自己の問題も、対人関係を通じて解決されることが多いです。
- 課題の分離:他人の問題と自分の問題を分け、自分がコントロールできる範囲に焦点を当てることが大切です。他人の評価や期待に応えようとするのではなく、自分自身の価値観に基づいて行動することが求められます。
- 目的論:人間の行動は全て目的を持っており、過去の出来事ではなく、未来の目標によって動機づけられます。過去のトラウマは、現在の行動を正当化するための言い訳に過ぎないとされています。
2. 自由と責任
- 自由になる勇気:他人に嫌われることを恐れず、自分自身の信念に基づいて行動する勇気が必要です。これには、自分の人生に責任を持つことも含まれます。
- 共同体感覚:人間は社会的な存在であり、他者とのつながりを大切にすることが幸福への道です。しかし、他者に依存せず、自己の価値を認識することも重要です。
3. 自己受容と自己肯定
- ありのままの自分を受け入れる:自己評価や他者評価に縛られず、自分自身を無条件に受け入れることが求められます。自己否定をやめ、自分の価値を認めることが自己成長の第一歩です。
- 他者との比較をやめる:他人と比較することで生じる劣等感から解放されるためには、自己の目標に集中し、自分自身の成長に目を向けることが大切です。
4. 行動と選択の勇気
- 行動する勇気:理論や思考だけでなく、実際の行動を通じて変化を起こすことが重要です。失敗を恐れず、新しい挑戦に立ち向かうことが成長につながります。
- 選択の勇気:他人の期待に応えるのではなく、自分自身の選択を尊重し、自分の人生を自分の手で切り開く決断をすることが求められます。
最後に
『嫌われる勇気』は、自己成長と幸福を追求するための実践的なガイドとして、多くの読者に影響を与えています。アドラー心理学を通じて、自分自身の人生をより良くするための具体的な方法を学ぶことができます。子育てにおいても大切な考え方を学ぶことができる一冊となりますのでご興味あれば一度手に取りお読みください。
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