高配当株投資で不労所得を手に入れよう!

資産運用

最近NISAのおかげで投資を行う人口を増えています。

私自身もNISAがあったので投資に興味をもち、実際にインデックスファンドに積立運用を行っています。

インデックスファンドは、特定の市場インデックス(例: 日経平均、S&P 500)に連動するように設計された投資信託やETF(上場投資信託)です。以下にそのメリットとデメリットをまとめます。

インデックスファンドへの投資メリット

  1. 分散投資によるリスク軽減: インデックスファンドは、複数の銘柄に分散投資することで、個別株のリスクを軽減します。特定の企業の業績が悪化しても、全体のパフォーマンスへの影響は限定的です。
  2. 低コスト: インデックスファンドは、アクティブファンドに比べて運用コストが低い傾向にあります。これは、インデックスに連動するだけで積極的な運用が不要なためです。運用コストが低いことは投資を行う上では大事なファクターになるので運用コストは見逃せません。
  3. 市場平均を狙える: インデックスファンドは、市場全体のパフォーマンスに連動するため、アクティブファンドのように市場平均を超えるリターンを狙うのではなく、市場平均を確実に得ることを目指します。実際の運用成績はアクティブファンドを上回る成績にもなりえます。
  4. 透明性: インデックスファンドは、追随するインデックスが公開されているため、投資家は何に投資しているかが明確に分かります。これにより、投資先の理解が容易です。
  5. 自動的なリバランス: インデックスファンドは、インデックスに連動するため、企業の時価総額や市場の変動に応じて、自動的に構成銘柄や比率が調整されます。

インデックスファンドへの投資デメリット

  1. 市場下落時のリスク: インデックスファンドは市場全体に連動するため、市場全体が下落する局面では、ファンドの価値も下がります。市場全体の下落を避けることはできません。
  2. 成長性の制限: インデックスファンドは市場平均を追求するため、アクティブファンドや個別株投資のように高いリターンを狙うことは難しいです。特定の企業やセクターが急成長しても、それ以上のリターンを得ることはできません。
  3. 過去のデータへの依存: インデックスファンドは、過去のパフォーマンスに基づいてインデックスが構成されるため、将来の市場環境が過去と大きく異なる場合には、そのパフォーマンスが期待外れになることがあります。
  4. パッシブ運用の限界: インデックスファンドはパッシブ運用であるため、急激な市場の変化や特定のリスクに対して柔軟に対応することができません。アクティブファンドと異なり、リスク管理や市場のタイミングを考慮した戦略は取れません。

インデックスファンドは、長期的に安定した投資成果を目指す投資家に適していますが、市場全体のリスクを受け入れる覚悟が必要です。

高配当株投資には、メリットとデメリットの両方があります。以下にそれぞれをまとめます。

高配当株投資のメリット

  1. 安定した収入: 高配当株は定期的な配当収入を提供します。これにより、株価が大きく変動しない場合でも、安定した現金収入が得られるのが魅力です。
  2. 長期的な資産形成: 配当金を再投資することで、複利効果を活用し、長期的に資産を増やすことが可能です。勿論再投資せず自由に使っても構いません。再投資が前提であれば、インデックスファンドへの投資の方が合理的かもしれません。
  3. 市場のリスク軽減: 高配当株は、通常、成熟した企業が多く、市場の変動に対して比較的安定していることが多いため、リスクが比較的低いとされています。低いと言っても個別株に投資することになる可能性が高く、本来分類としてはハイリスクな投資になると考えておいた方が無難でしょう。
  4. インフレ対策: 配当金は企業の収益に基づいて増える可能性があり、インフレに対してある程度の防御策となり得ます。

高配当株投資のデメリット

  1. 成長性の制約: 高配当株は、成長企業に比べて配当を優先するため、事業拡大や新規投資に回す資金が少なく、成長のスピードが遅くなる可能性があります。
  2. 税金負担: 配当金には通常、所得税がかかります。特に税率の高い国では、配当金に対する税金がかなりの負担になることがあります。
  3. 株価下落リスク: 高配当株でも株価が下落するリスクがあります。株価が下落すると、配当利回りが高くても、トータルリターンがマイナスになる可能性があります。株式投資をする上では必須なリスクになります。
  4. インフレの影響: 一部の高配当株は、インフレが高まると実質的な配当価値が目減りするリスクがあります。

高配当株投資を考える際は、これらのメリットとデメリットをバランスよく考慮し、投資戦略を立てることが重要です。

高配当株投資の魅力は不労所得とも言えますが、例えば毎月1万円の配当所得を得るために必要な資産を、利回り3%で計算してみましょう。

計算の手順

  1. 年間の配当所得を計算:
  • 毎月1万円の配当所得を得るためには、年間で12万円(1万円 × 12ヶ月)の配当所得が必要です。
  1. 必要な資産額を計算:
  • 利回り(年率)3%で、この12万円の配当所得を得るには、どれくらいの資産が必要かを求めます。
  • 必要資産額 = 年間配当所得 ÷ 利回り
  • 必要資産額 = 12万円 ÷ 0.03
  • 必要資産額 = 12万円 ÷ 0.03 = 400万円



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まとめ

利回り3%の高配当株や投資信託に投資することで、毎月1万円の配当所得を得るためには、約400万円の資産が必要となります。高配当株投資は得られる利回りも大きくないので、十分な不労所得を得るには、それなりの投資元本が必要になります。

この額はあくまで目安であり、実際の配当利回りは株価や企業の業績によって変動する可能性があります。また、税金も考慮に入れる必要があります。

始めなければ延々に不労所得を得られることはありません。まずは1株づつでも投資してみて、金のなるきを育ててみてはいかがでしょうか?

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